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※ 2024年1月下旬 〜 2024年2月上旬 発送予定
※実店舗と連動しておりますため、時間差がございます。完売の場合もございますことご了承下さい。
《 商品名》京11番帛御袍セット<正絹 帛御袍/MN-113>
《 商品番号》MN-113
《 サイズ》間口75×奥行45×高さ33(cm)
※寸法は飾った時のサイズです。
※屏風の開き具合によって若干変わります。
※毛氈のサイズは75cm角です。
※親王(ご本体)単品売りはこちら
・京11番親王<正絹 帛御袍(山科流)/MK11-003>
https://surugahina.shop/items/6389504ff0bdc4761cc97861
《 必ずお読みください 》
●下記の内容をご理解の上、ご購入をご検討下さい。
※本製品の生地は正絹の白無地を使用しております。そのためシミが出た場合は目立ちますが、これは作品の性質上やむを得ないものとし、ご理解下さい。
《 お顔の説明 》
本製品に使用しておりますお顔は、明治頃に京都の頭師が制作した作品を3Dプリンターで縮小し、復元した作品です。
※本製品のお顔は岩槻製です。
《 商品説明 》
帛御袍 (はくのごほう) とは天皇陛下の神事服のこと。帛御服(はくのごふく)、帛衣(はくのきぬ) 、帛御装束とも呼ばれる。賢所大前の儀、大嘗祭などにお召しになります。白地無文の袍を帛御袍といい、嵯峨天皇の神事の際に御服と定められ、表裏ともに純白の絹。表袴の裏だけが薄紅色になっている。現在帛の十二単は、江戸時代に女帝が神事にお召しになったもので、皇后陛下の儀式服としては、大正の御大礼から制定された。冠の黒と表袴の裾にわずかにのぞく裏地の薄紅とが、全身の純白を引き立てるたいへん清浄な装束をお雛様で再現しました。
仕立ては、衣紋道(着装法)「山科流」の仕立てになっており、袖の部分が2回ヒダをとり、首上(襟部分)は、十文字の印になっております。登り(懐)の部分は実際同様に縫い目の部分を真ん中に持ってくる「正中仕立て」になっています。お姫様の串部分(平額・釵子・櫛)は一般的には金色ですが、本製品は実際同様銀色になっています。これは白色に見立てて銀色を使用しております。上品で小さいながらも素材や製法にこだわり、手間ひまをかけて制作する、確かな品質のお雛様です。
※お殿様は写実性を考え、あえて太刀と平緒は付属しません。
《 衣紋道について 》
鎌倉時代からの衣紋を伝えているのは山科家と高倉家で、室町時代から両家ともに装束の調達並びに天皇のお服上げの奉仕をしてきました。装束の着装法の伝統は守られており、現在でも山科流・高倉流と並び称されています。この両流には装束の制作や着装の上でもわずかながら相違があります。
※本作品は鎌倉時代から続く衣紋道(着装法)に可能な限りに再現した作品となっております。
※お姫様の衣紋道(着装法)は山科流・高倉流ともに大きな違いはありません。
《 手足について 》
京人形手足師 澤野正
お雛様の手足は京人形手足師「澤野正」作の手彫りの爪切り手を使用しております。京都の澤野家は頭師で著名な川瀬猪山の流れを汲む作家一族で、古くは人形頭も製作していたが現在は桐の手足を専業としている。現在京人形手足師は正氏しかおらず、氏の技術は大変貴重なものです。
《 京人形節句屏風師 北村松月堂 》
明治四年(1871年)創業。伝統の美あふれる京都において、雛屏風での経済産業大臣指定伝統工芸士の認定を受けた唯一の職人。140年にも及ぶその歴史のなかで受け継がれてきた技術は、松月堂の屏風の随所に垣間見る事が出来る逸品です。
《赤い毛氈の意味 》
古来より日本では「赤色」には太陽の力、血液の力が宿り、魔除けの意味があると考えられてきました。そのため、お雛様も赤い毛氈を敷いて魔を避ける意味があります。近年、黒塗や白木の飾台等がありますが意味があるのは赤い毛氈を敷いた飾です。
神社の鳥居の色から見てもわかるように「厄除け」「魔除け」の意味があります。また、暦の干支は60年で一周します。つまり生まれてから60歳を迎えたところで一回りし、生まれた年に戻るということであり、赤ちゃんに還るという意味から「還暦=赤色」とテーマカラーが定着しました。
《 お手入れ方法について 》
お雛様をしまう際は、よく晴れた日に付属の毛ばたきでホコリを払い、お顔に、付属の顔紙を付けてしまってください。防虫剤は購入時1個入っております。1年間は有効ですので、次回からは市販の防虫剤を1〜2個お入れください。なるべく湿気のないところで保管してください。
《 お届け期間について 》
日の良い日(大安など)をお知らせしますのでその日からお選びください。
※在庫があるものは、ご注文から1週間程度でお届け致します。
※予約販売の商品はメールにて,その都度お知らせ致します。
《 発送方法 》
・福山通運にて発送いたします。
《 いつ頃からお雛様を飾るのか? 》
初節句の場合は、基本的に長く飾りますので1月下旬頃〜2月上旬頃(「立春」過ぎたくらいから)に飾ります。なお翌年からは、2月中旬頃から飾ります。飾りましたらお菓子やお水、お茶などをお雛様に供えてください。お雛様は単なる飾りものではなく、祀るもの。赤ちゃんの健やかな成長を祈ってお祀りしてください。
《 商品情報 》
・セット内容
京11番親王<帛御袍>一対
六曲一隻箔押し屏風(雲砂子)
和紙竜鬢親王台一対
茵台一対
燭台 一対
有職杉菱三宝
桜橘一対
木製オルゴール
お手入れセット(毛ばたき・白手袋・クロス)
毛氈(75cm角)
※ご本体の外箱はダンボール箱になります。
・サイズ 間口75×奥行45×高さ33(cm)
・主な素材
お殿様衣装:白地無文 正絹100%
お姫様衣装:白地無文 正絹100%
毛氈:ウール60% レーヨン40%
その他:藁、針金、木毛(杉)、桐、和紙、桐塑、胡粉等
・生産地
人形本体 静岡
>衣装生地 京都
>人形のお顔 岩槻
>人形の手 京都
>小道具類 岩槻
屏風 京都
菱三宝 大阪
雪洞 大阪
桜橘 大阪
桐箱 大分
・作り手
人形司 望月麗光
頭 師 大生峰山
手足師 澤野 正
小道具師 岡野恵琉
木地師 後藤広明
《 生地の色や柄の出方について 》
お使いのPCや携帯電話の環境によっても画像の色とは多少異なる場合がございます。1つ1つ手作り品のため、衣装の柄の出方や一部細工の仕様変更がある場合がございます。予めご了承ください。
《 修理について 》
修理にも対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。なお、当店以外の作品も受付けております。