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京11番黄櫨染(山科流)セット<正絹 黄櫨染(山科流)/面庄頭/MN-112>

739,200円

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※実店舗と連動しておりますため、時間差がございます。完売の場合もございますことご了承下さい。 《 商品名》京11番黄櫨染(山科流)セット<正絹 黄櫨染(山科流)/面庄頭/MN-112> 《 商品番号》MN-112 《 サイズ》間口75×奥行45×高さ33(cm) ※寸法は飾った時のサイズです。 ※屏風の開き具合によって若干変わります。 ※毛氈のサイズは75cm角です。 ※この作品はセット販売のみです。 ※親王(ご本体)単品売りはこちら ・京11番親王<正絹 黄櫨染(山科流)/面庄頭/MK11-002> https://surugahina.shop/items/6381aa1af80f1e5225a724e8 《 必ずお読みください 》 ●下記の内容をご理解の上、ご購入をご検討下さい。 ※明治後期頃から大正頃の古い雛頭を本作品に使用しているため、年代に応じた「シミ」や「傷」等はあります。また、古い雛頭のため同じものを手に入れることはできません。そのため一点ものになります。 ※髪付は、京都の髪付師 井上正幸氏の手によって綺麗に蘇っております。 《 お顔の説明 》 本作品に使用しておりますお顔は、明治頃に京都の頭師 面庄が制作したお顔を使用しております。材料は昔ながらの材料である「桐塑(とうそ)」を使用し、胡粉を丁寧に刷毛塗りで何度も塗り、そして磨き、胡粉の美感や感性が現代では再現できないほどの作品です。首軸に面庄印が押され、一般的な並製品との差別化で「上」の文字も書かれています。 頭師 面庄 初代面屋清右衛門友雲(宝永頃京都生まれ)から始まる面庄家の歴史は代々その技術が受け継がれてきました。初代は能面師だったからか「面屋」と名乗った。「面庄」の呼び名は、十世(面屋庄七)が名乗り、十一世(明治三十三年没)も庄七の名を継ぎ、十二世(面屋庄次郎)、十三世(岡本庄三)と、四代にわたって「庄」が続いた。特に十二世は、明治期に活躍し名人とも言われた。当時の財閥や宮家の雛人形のお顔は面庄が手がけた。 《 商品説明 》 お殿様の衣紋道(着装法)は「山科流」の仕立てになっており、袖の部分が2回ヒダをとり、首上(襟部分)は、十文字の印になっております。登り(懐)の部分は実際同様に縫い目の部分を真ん中に持ってくる「正中仕立て」。石帯と呼ばれるベルト部分は本牛革、石の部分は清水焼を使用。 衣装は天皇陛下しか着ることが出来ない最高の御袍「黄櫨染 桐竹鳳凰麒麟文」。この「桐竹鳳凰麒麟文」の文様の意味は、泰平の世を治めた君主を褒め、天上から鳳凰が舞い降りてくるとされその鳳凰は地上の梧桐(アオギリ)に栖み、六十年に一度稔る竹の実を食して現世に栖まいます。しかし、乱世と共にたちまち天上へ還るとされ、善君の世の証しとして天皇陛下の御袍に織り表されました。その後、麒麟を加えて桐竹鳳凰麒麟とし、筥形の構図に纏められました。なお、黄櫨染とは染めた色目のことを指しており、実際のものは櫨と蘇方とで染めた黄色がかかった樺色となります。 現在では、天皇陛下が即位の礼の中での最重要の儀式「即位礼正殿の儀」でお召しなられるのが黄櫨染の桐竹鳳凰麒麟の御袍です。今日まで継承されている格調高い文様です。 お姫様の柄は「亀甲唐鳥唐花丸」。六角形の連続文様が亀甲。亀は長寿の象徴として吉祥文様の代表とも言え、有職文様でも様々なパターンで使用 されました。唐鳥は、日本に生息していない外来種や空想上の鳥を指し「鸚鵡」や「孔雀」、「鳳凰」などが、一般的に対として用いられています。色目も高貴な方が着装できる深みのある紫色を使用しております。 上品で小さいながらも素材や製法にこだわり、手間ひまをかけて制作する、確かな品質のお雛様です。 ※お殿様は写実性を考え、あえて太刀と平緒は付属しません。 《 衣紋道について 》 鎌倉時代からの衣紋を伝えているのは山科家と高倉家で、室町時代から両家ともに装束の調達並びに天皇のお服上げの奉仕をしてきました。装束の着装法の伝統は守られており、現在でも山科流・高倉流と並び称されています。この両流には装束の制作や着装の上でもわずかながら相違があります。 ※本作品は鎌倉時代から続く衣紋道(着装法)に可能な限りに再現した作品となっております。 ※お姫様の衣紋道(着装法)は山科流・高倉流ともに大きな違いはありません。 《 手足について 》 京人形手足師 澤野正 お雛様の手足は京人形手足師「澤野正」作の手彫りの爪切り手を使用しております。京都の澤野家は頭師で著名な川瀬猪山の流れを汲む作家一族で、古くは人形頭も製作していたが現在は桐の手足を専業としている。現在京人形手足師は正氏しかおらず、氏の技術は大変貴重なものです。 《 京人形節句屏風師 北村松月堂 》 明治四年(1871年)創業。伝統の美あふれる京都において、雛屏風での経済産業大臣指定伝統工芸士の認定を受けた唯一の職人。140年にも及ぶその歴史のなかで受け継がれてきた技術は、松月堂の屏風の随所に垣間見る事が出来る逸品です。 《赤い毛氈の意味 》 古来より日本では「赤色」には太陽の力、血液の力が宿り、魔除けの意味があると考えられてきました。そのため、お雛様も赤い毛氈を敷いて魔を避ける意味があります。近年、黒塗や白木の飾台等がありますが意味があるのは赤い毛氈を敷いた飾です。 神社の鳥居の色から見てもわかるように「厄除け」「魔除け」の意味があります。また、暦の干支は60年で一周します。つまり生まれてから60歳を迎えたところで一回りし、生まれた年に戻るということであり、赤ちゃんに還るという意味から「還暦=赤色」とテーマカラーが定着しました。 《 お手入れ方法について 》 お雛様をしまう際は、よく晴れた日に付属の毛ばたきでホコリを払い、お顔に、付属の顔紙を付けてしまってください。防虫剤は購入時1個入っております。1年間は有効ですので、次回からは市販の防虫剤を1〜2個お入れください。なるべく湿気のないところで保管してください。 《 お届け期間について 》 日の良い日(大安など)をお知らせしますのでその日からお選びください。 ※在庫があるものは、ご注文から1週間程度でお届け致します。 ※予約販売の商品はメールにて,その都度お知らせ致します。 《 発送方法 》 ・福山通運にて発送いたします。 《 いつ頃からお雛様を飾るのか? 》 初節句の場合は、基本的に長く飾りますので1月下旬頃〜2月上旬頃(「立春」過ぎたくらいから)に飾ります。なお翌年からは、2月中旬頃から飾ります。飾りましたらお菓子やお水、お茶などをお雛様に供えてください。お雛様は単なる飾りものではなく、祀るもの。赤ちゃんの健やかな成長を祈ってお祀りしてください。 《 商品情報 》 ・セット内容  京11番親王<束帯十二単(山科流)>一対  六曲一隻箔押し屏風  和紙竜鬢親王台一対  茵台一対  燭台 一対  有職杉菱三宝  桜橘一対  木製オルゴール  お手入れセット(毛ばたき・白手袋・クロス)  毛氈(75cm角)  ※ご本体の外箱は桐箱になります。 ・サイズ 間口75×奥行45×高さ33(cm) ・主な素材  お殿様衣装:桐竹鳳凰麒麟(黄櫨染)正絹100%  お姫様衣装:亀甲唐鳥唐花丸(黒紅梅地)正絹100%  毛氈:ウール60% レーヨン40%  その他:藁、針金、木毛(杉)、桐、和紙、桐塑、胡粉等 ・生産地   人形本体    静岡   >衣装生地  京都   >人形のお顔 京都   >人形の手  京都   >小道具類  岩槻  屏風      京都  菱三宝     大阪  雪洞      大阪  桜橘      大阪  桐箱      大分  人形司  望月麗光  頭 師  面屋庄次郎  髪付師   井上正幸  手足師  澤野 正  小道具師 工藤史桜       岡野恵琉  木地師  後藤広明(桐箱製作) 《 生地の色や柄の出方について 》 お使いのPCや携帯電話の環境によっても画像の色とは多少異なる場合がございます。1つ1つ手作り品のため、衣装の柄の出方や一部細工の仕様変更がある場合がございます。予めご了承ください。 《 修理について 》 修理にも対応いたしますので、お気軽にご連絡ください。なお、当店以外の作品も受付けております。

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